言わずと知れた帽子の王様「BORSALINO」のファインクラスのパナマハット。
ファインクラスではナチュラルより白により近いオフホワイトのパナマを
アジロ編みで細かく仕上げられています。
ベーシックモデルのキート(QUITO)に比べ網目が細かい分つばも柔らかく
フロントブリムの形も作りやすいです。

この140338モデルは形のいいミディアムブリム（つば幅6cm）でパナマが初めての方でも抵抗感なく使いやすいモデル。

コットンやリネンのセットアップでナポリっぽくきめるのもカッコいいし、よりカジュアルなシーンで冠るのにもこのハット一つで品がでる。なんとも雰囲気のある感は流石ボルサリーノ。

※天然草を使用してハンドメイドで作られています。素材の編みムラ、色ムラ、色の若干の個体差があることをご了承ください。
※ボルサリーノのハットの内寸は表記サイズより-0.5cmから-1.0cm程小さめに作られています。
サイズをお選びの際は若干大きめのサイズでご検討ください。

ボルサリーノでは、本パナマと呼ばれる南米・エクアドルの厳選されたトキヤ草を細く裂き、草の細さや部位によって仕分けされ、QUITO(キート)、FINE(ファイン)、EXTRA FINE(エクストラファイン)、MONTECRISTI(モンテクリスティ)そして、最高級のMONTECRISTI EXTRA FINE(モンテクリスティ エクストラファイン)の5つにクラス分けされます。

主材料となるのは、パナマハットにして正統な南米エクアドルの厳選されたヤシ科の植物・トキヤ草。その葉と茎は、丹念に洗われ、乾燥を経て硫黄を炊いた粘土板の上で色抜きされた後、繊維状抄かれたものからクラス分けされます。これら一連の作業だけで要する時間は数ヶ月にも及ぶ根気のいる作業になります。その後、熟練した職人がさらに１か月から３か月かけパナマハットの原型である『帽体』を編み上げます。

イタリアに渡った『帽体』はボルサリーノの工場にて型入れ、ツバ処理、などを重ね、今日に見られるパナマハットへと生まれ変わります。その工程すべてに、親から子へと伝承される伝統製法が守られ、また長い年月受け継がれてきた道具を用いることで“永遠の優雅さ”を象徴するボルサリーノのパナマハットは完成に至るのです。こうして生まれた貴重なパナマハットは繊細な編み目の綾、自然な風合い、均等性、軽快な量感をもって最高級の盛夏帽として20世紀初頭から愛されてきました。クラフトマンシップの美学は、全てのボルサリーノのハットに繋がっています。